会社の福利厚生は使えるのか使えないのか?福利厚生で旅行に行ってみた

皆さんの職場には「福利厚生プラン」ありますか?大きなカタログのようなものをもらって、リゾートホテルなどの割安プランが書いてあったり、英会話教室の入会金が半額なるクーポンがついていたり・・・、でも結局あまり使っていないという人が多いのではないでしょうか?

ホテルの宿泊プランならば、ネットで旅行会社のものを探せばもっと安いものも見つかるでしょうし、重くて漬物石にもならないので捨ててしまうという人多いかと思います。

筆者も過去に会社員だったことがありまして、実際に使えるのかな?と思っていましたが、1つだけ毎年使っていたものがありましたので紹介します。これはかなりお得で、皆さんの会社のものにもあるかもしれません。

宿泊利用補助券が出る

筆者が入っていたのは「CLUB-CCI」という商工会議所の会員である中小企業向けの福利厚生プランです。リロクラブという福利厚生代行業者が運営しています。

やはり年に一回分厚いカタログが届くんですが、場所を取るので困ったものでした。ホテルの割安プランンドが半分くらいを占めていますが、実際には旅行会社の割引プランのほうが使えます。

筆者使っていたのは「公共の宿」の「利用補助券」です。公共の宿、つまり「かんぽの宿」や「国民宿舎」はあまり豪華ではありませんが、廉価で利用できますよね。実は年に10枚くらい、この利用補助券が申請すればもらえたんです。補助額は1枚当たり2500円。

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流れはこうです。

①事前に公共の宿に直接連絡をして宿泊の予約をする(○○パック、○○プランの利用もOK)

②その後、CLUB-CCI事務局に申込書をFAXで送付

③数日後、当該宿泊日の「利用補助券」が送られてくる。

という流れです。もしキャンセルがあった場合は速やかに、CLUC-CCI事務局に届けます。
利用補助券自体は宿に提出してもうないのですが、一緒についてきた送付状を添付いたします。

サンレイク草木群馬県

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かじか荘(栃木県。29年9月まで改装休館中)

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ただでさえ安いのですが、この利用補助券を使うともっともっと安くなります。

実際の支払いはどうなった?

実際の会計が以下の通りです。10年近く前ですが、今でも料金はそれほど変わりません。

・サンレイク草木

宿泊費 7657円(夕食、朝食込)
利用補助券 2500円
____________
実際の支払い 5,157円

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・かじか荘

宿泊費 8865円(夕食、朝食込、夕食には鹿刺もつけました)
利用補助券 2500円
____________
実際の支払い 6,365円

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かじか荘は天然の露天風呂もあり、この値段で泊まれるとは思いませんでした。どちらも、ビジネスホテル(朝食はパンとコーヒーくらい)の価格で、豪華な夕食と朝食付きで宿泊できるのですから、お得ですよね。

旅行会社のツアーに乗っかるのではなく、自分でいかにして安く、満足ができる旅行を組み立てていくのか、私の場合は「利用補助券」が使える宿を組み合わせて楽しんでいました。

福利厚生プランは、民間のホテルや旅館でも使えますが

・旅行会社のプランのほうが安い
・割引になっても100円とか200円

というものが多いようです。一方で、公共の宿などでは、2000円~3000円の利用補助券が出るものがあるため積極的に使っていただくといいかもしれません。

公共の宿は税金が投入されていますから、割引をしてでも積極的に稼働率を上げないと、厳しい批判にさらされてしまうとうことがあるからなのかもしれません。

使い方次第で、会社の福利厚生プランは大いに活用できます。今回はその一例でしたが、皆さんの会社の福利厚生について一度振り返ってみてはいかがでしょうか?思わぬ「掘り出し物」があるかもしれません。

まとめ

・福利厚生では宿泊の利用補助券が出るところがある
・公共の宿は特に補助が出やすい
・公共の宿も最近は豪華になってきていて民間と遜色ない
・補助券は2500円前後と非常にお得
・事前に利用補助券の申し込みが必要になる
・ご自身の職場の福利厚生プランについて確認してみるとよい

 

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